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Channel: スポーツナビ+ タグ:東野峻
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【読売好敵遊戯】DeNA獲得正式決定!東野峻「新巨人キラー誕生なるか」とは?

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最強チームのはずが、まさかの3連敗。年棒27億円男カノは死球で右足小指骨折。侍ジャパンで臨み真剣勝負を謳う日本側と、半分観光気分で来日したメジャーリーガー達。あ、なんか不意打ちでシュートマッチ仕掛けたみたいで、すいません。日米野球第4戦、ようやくプライドに火がついたMLB選抜チームが初勝利を挙げた。舞台裏のスタッフの方々は、俺らファンには想像もつかないような苦労の連続なんだろうな。と分かりつつも、今後は侍ジャパンのアメリカ遠征も敢行してほしい。 WBCで実際に使用する向こうの球場で、MLBのチームと対戦する。当然、予算やスケジュールの問題は山積み。そらそうよ。けど、ガチの代表強化っていうのはそういうことだと思う。セルジオ越後風に言うと、国内で親善試合やってるだけじゃダメヨネ。アウェーの環境でどれだけ戦えるかなんダヨ。難しいことに、戦いは両者のテンションがほぼ同じじゃないと好試合は期待できない。ヤル気満々の男とタダ飯目当てのお姉ちゃん。泣けてくるぜ。冷めた空気がディナーを不味くしちまうわけだ。一時期の巨人とDeNAもそんな雰囲気だった。打倒巨人に燃える中畑監督と、余裕ぶっこいてる原監督。対戦成績も中畑監督就任以降、12年17勝4敗3分け、13年18勝5敗1分けと巨人が圧倒的リード。それが、14年シーズンは11勝13敗といきなりDeNAが勝ち越し。来季はFAで金城が巨人入団。さらにブランコの代役としてハマのロペス誕生の可能性もある。内海vs尚成の師弟対決だけじゃなく、番長三浦vs金城、マシソンvsエルチャモ。そして「長嶋茂雄の後継者」原辰徳vs「最もミスターに憧れた男」中畑清。因縁の対決だらけ。ついでにグリエルを巡る攻防戦のおまけ付き。 15年シーズンの巨人とDeNAの対決は、両チームのファンにとって特別な一戦になるだろう。もちろん、あの男にとっても。東野峻、今季1軍登板なし。オリックスをクビになり、トライアウトを経てDeNA入り。来季年俸1200万円は、同い年のダルビッシュ有の約100分の1の金額である。 2010年には自己最多の13勝を記録。3年前の巨人開幕投手がラストチャンスに懸ける。恐らく、高田GMは東野を「西本聖」にしたいのだろう。 88年オフ、巨人からトレードで中日に放出された前年度の巨人開幕投手・西本。翌89年シーズン、星野仙一率いる中日の一員として、反骨の男西本は20勝を挙げる大活躍を見せる。唸りを上げるカミソリシュート。今度は中畑清の元で、東野が巨人打線に襲いかかるわけだ。いやいや強引すぎでしょ、死亡さん。なんでやねん、2013年2月4日付のスポニチ紙面を見てくれよ。オリックス移籍初年度の東野が、ブルペンで投手コーチからなにやらレクチャーを受ける写真が掲載されている。誰?あのグラサンコーチ?西本さんだよ。そう、当時オリックス投手コーチの西本聖である。記事の見出しはこうだ。「東野西本コーチからシュート伝授」ともに元巨人開幕投手。エースまであと一歩が届かずに放出された野郎ども。西本には江川卓という怪物が立ちはだかり、東野はゴールデンルーキー菅野智之の巨人入団で1軍ローテから弾かれた。巨人在籍最終年、開幕2軍スタートを告げられた東野は原監督に詰め寄り、帰宅後は禁酒を破りヤケ酒を食らったという。…今季の東野の2軍成績にはあえて突っ込まない。 16試合で防御率8.20。一言で言うと、ズンドコである。文字通り、ゼロからの再出発。また振り出しに戻ったんだ。ドラフト7位でプロ入りして、背番号93を背負ったあの頃に。東野峻、28歳。 10年前、ジャイアンツ球場で巨人のエースを夢見ていた男が、今度はハマスタのマウンドで巨人キラーを目指す。 See you baseball freak・・・

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